ゆとり世代の資産運用のススメ

ゆとり世代の資産運用のススメ

銀行から逃げ出したいけど、もじもじしてます。目下の悩みは、どうすればあと80年楽しく生きられるのか。常に人生に迷いながらも、20代のための資産運用術をあなたに。多分30代のあなたにも役立ちます

長く資産運用するなら分散投資は必須!GPIFを参考にしよう

暑いですねー。

 

今日は、サクッと分散投資の必要性と、じゃあ結局何買えばいいのってことを書きたいと思います。

 

長期の資産運用には分散投資が必須 

分散投資の考え方については、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)を参考にするといいでしょう。

いや、GPIF(じーぴーあいえふ)ってどこやねんっていう人もいるかもしれませんが、ようは我々の年金を運用しているところです。

今年の3月末時点で約156兆円を運用しており、世界最大規模の機関投資家と言われています。

年金システムの維持という長い時間軸で運用をしているので、長期運用の参考にするのにはぴったりです。

そんなGPIFの考える資産構成割合がこちらです。

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国内債券、国内株式、外国債券、外国株式に分散していますね。

数年前までは、国内の債券がもっと多かったんですが、日本国債はいまや全く金利収入が見込めないので、その他の資産の割合を増やしてきたんです。

この論理は、私たち個人にも当てはまります。

ほとんど金利のつかない銀行の定期預金に置いておくんじゃなくて、将来のことを考えれば分散投資しなくちゃダメなんです。

 

分散投資の効果とは

 GPIFの考え方をみてみましょう。

資産運用には「全ての卵を一つのかごに入れてはいけない(Don't put all your eggs in one basket.)」ということわざがありますが、性質やリターンの動きの異なる複数の資産に分散して運用することにより、一つの資産で運用するよりリスクを抑えることが可能となります。(分散投資

また、国内資産に加えて、外国資産に投資することにより、分散投資の効果は一層高くなります。(国際分散投資

年金積立金管理運用独立行政法人では、この「分散投資」の考え方を活用して安全かつ効率的な運用を行っています。

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                  (年金積立金管理運用独立行政法人より)

 

簡単にいうと、ある資産が5%下落しても、もう一方の資産が5%上昇した場合、その両方を半分ずつ持っていれば、損しなくてすみますね!みたいな話です。

これを2つの資産だけでするのではなく、値動きの異なる株や債券など、幅広い資産に分散することで、よりリスクの抑えた運用を実現できるというわけです。

 

 何買えばいいの?

分散投資の大切さはわかりましたが、実際にあらゆる資産を一つずつ買っていくのは大変ですよね。

本業で忙しい僕らにそんな時間はありません。

大丈夫です。

そんな僕らのために、一つの銘柄を買うだけで世界中の株や債券に分散投資ができる投資信託があるんです。

 

まあ、色々ありますが、コストの低さ等も考えるとこの辺でしょうか。

 

世界経済インデックスファンド | 投資信託 | 楽天証券

世界中の株と債券に投資しており、株式と債券を半分ずつの割合で組み込んでいます。

GDPのシェアに合わせて年一回地域の構成比を見直すのもいいですね、これなら安心して長期運用ができそうです。

申込手数料が無料で、信託報酬も年率0.54%と良心的です。

 

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | 投資信託 | 楽天証券

こちらは株と債券だけでなくREIT(不動産投資信託)にも資産分散がされています。

昨年の5月に設定ということで、運用期間はまだ浅いですが、何と言ってもコストが安いですね。

申込手数料無料はもちろんのこと、信託報酬が年率0.1728%というのは驚異的です。

 

どちらも楽天証券で買えますので、チェックしてみてください。