NISAとつみたてNISAってどっちがいいの??
こんにちは。
関東梅雨明けしましたね。
昨日は仕事おやすみでした。サッカー観戦で寝不足が確実だったので、お休み取っていました。いやー、銀行も最近は柔軟になったもんです。
まあいつまでもいたくはないですけど!笑
さて、本題ですが、
資産運用始めるなら、まずNISA口座を作りましょう。
従来のNISA(以下、一般NISA)に加えて、今年からつみたてNISAの制度がスタートしました。併用はできないので、一般NISAか、つみたてNISAのどちらかを選ぶことになりますが、これは人それぞれどっちを選んだ方がいいかは違います。
ただ、とにもかくにもどっちかの口座は作りましょう。
理由は超シンプル。利益への課税がされなくなるから!!
NISA制度を使わずに銀行や証券会社の特定口座で資産運用をすると、今だと、利益に対して20.315%課税されますが、NISA制度を利用すれば、なんとこれが無税に!!
えっ、そんなことありえるの?
なんかウラがあるんじゃないの?と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
これは政府が、我々国民に手軽に資産運用を行ってもらえるよう作った、日本という国が旗振りをして行っているれっきとした制度なんです。
フル活用しない手はないのです。
じゃあそんな素晴らしいNISA制度ですが、一般NISAとつみたてNISAはどっちを選べばいいのでしょうか。
我々20代30代なんかは少額で長期間使用できるつみたてNISAがいいとも言われてますが、そうでもないと思います。人によって違うんじゃないかな。
というわけで2つのNISAの違いを見ていきましょう。
年間投資可能金額と非課税期間
一般NISAは年間最大120万円の投資が可能で、非課税期間は投資した年から5年目の年末までです。
5年にわたって毎年120万円の投資が可能なので、毎年非課税枠をフルに使えば600万円を同時に運用することが可能です。購入した年から5年間非課税になりますが、もちろん途中で売ることなんかも可能です。僕は一般NISAを使っていますが、2ヶ月で5%ぐらい上がったら、さっと売っちゃったりもしてます。
短期で利益確定すれば年間120万円の原資がなくても、60万円を1年で2回転させて120万円の枠を使い切ることもできるってことですね。
それに対してつみたてNISAですが、こちらは年間最大40万円までの投資が可能で、非課税期間は最長20年間。毎年枠を使い切れば、同時に最大800万円の非課税投資ができるわけですね。
運用手法の違い
一般NISAは、自分のタイミングで随時投資することもできますし、定期積立的な投資もできます。一度に120万円どーんと投資することもできれば、月10万円✖️12ヶ月で120万円っていうこともできるわけです。まあ、なかなかそんな大きな金額投資できませんが。笑
それに対してつみたてNSIAはその名の通り、つみたて投資一択です。
SBI証券なんかでは、日単位でのつみたても可能ですが、月単位でのつみたてが一般的ですね。月単位で積立して年間40万円の非課税枠を使い切るには、毎月の最大投資額は33,333円になります。ちなみに増額する月を作ることも可能なので、ボーナスの時だけ少し多めに投資をして
2万円×12ヶ月+2万円(夏ボーナス)+2万円(冬ボーナス)=40万円
なんていう買い方もできます。
投資対象の違い
一般NISAの選択肢は広いです。現物株式でもETFでも、投資信託でも大体なんでも投資できます。自分で何を買うかじっくり選びたいという人にはいいですね。販売手数料が無料のものから、ニッチな銘柄までなんでも好きに選べます。
一方でつみたてNISAは一部の投資信託やETFなどしか買えません。ただ、これは金融庁が投資者保護の観点でかなり厳しい基準を作って、それに合致する銘柄しか買えないということなので、むしろボジティブに捉えていいでしょう。特に投資信託は販売手数料が無料なものに限定されていますので、まあ安心して買うことができますね。
大まかな違いはこんな感じです。
まあ、どっちがいいかは一概には言えないですよね。僕は自分のタイミングでやりたいので、一般NISAにしています。
自分はどっち派?
一般NISAの方が向いている人
- 年間40万円超の運用も可能
- 自分のタイミングで運用をしたい
- 何に投資をするかはじっくり自分で考えたい
- 短期での利益も狙いたい
つみたてNISAに向いている人
- めんどくさがりで運用のことをあまり考えたくない
- なんなら10年くらいほったらかしでもいい
どっちがいいかと書きましたが、年単位でつみたてNISAにするか、一般NISAにするかは変更ができるので、そんなに悩む必要はありません。何より、まずは始めてみて、少額でもいいので、資産運用がどんなものか体験して見ることが大切です!